北鎌倉 岡本正
音楽の話
この曲を聴くと、江ノ電を思い出す
北鎌倉で降りると、江ノ電には乗れないのだが、
昔のことを思い出すのだ。
高校3年の頃に、好きな子に初めて手紙で告白した。
その頃、既に受験間近で、浪人できない私としては、
好き嫌いと言っている様な状況ではなかったが、
今自分の気持ちを伝えなければ、高校を卒業してしまう
という焦りもあったのかもしれない
初めての告白は受け入れてもらい、お付き合いが始まった
が、それまで、まともに女性と付き合ったこともないので、
どうしたら良いかもよくわからない。
自分としては、相手の気持ちも確かめられたことで、
半ば満足してしまっていたこともあり、
二人で出かけるという様なことまで頭が回っていなかった。
なので、実際に付き合い始めたのは、受験も終わってからであった。
一緒にいるだけで、満足していたので、
家の近くを散歩するだけでも嬉しかったものだ。
ある時、彼女の家から、二人で夕方に散歩に出かけた際に、
なんだかんだと、若葉台の方まで来てしまったことがあった
流石に、遠くまで来てしまったので、帰りは電車で帰ることにしたのだが、
当時は、京王線が多摩センターまで開通していたが、
若葉台駅周辺は、人家も少なく、
夜ともなるとあたりは真っ暗で、寂しい限りであった。
しかも、駅に行っても、夜間は駅員もいないという状況だった。
そのため、自動販売機も使えず、
降りた駅で運賃を払う様に改札口に書かれている様な状態だった
結局その時は、誰もいない若葉台から電車に乗って、彼女の家に戻った
ある時、鎌倉へ行こうということになり、小田急に乗って藤沢にゆき、
そこから江ノ電に乗った。
彼女が、江ノ電を藤沢から乗った時に
右手に海が見える景色が好きだと言ったからだった。
その時は、鎌倉から北鎌倉まで行った記憶がある
北鎌倉には、東慶寺というお寺があったが、その時は何も知らなかったのだが、
結局、東慶寺には入らずに源氏山に登ったと思う。
*ちなみに、東慶寺は、縁切寺として有名で、さだまさしの歌にも出てくる
しかし、結局、その女性とは、縁がなかったので、数年後に振られてしまった
その後、何度も鎌倉を訪れてはいるが、
いつも北鎌倉で降りて、鎌倉へ徒歩で抜けるルートを通る様になったのは、
この歌の影響もあるのかもしれない

